DIVE
2019年01月30日
宋助君の安らかな寝顔にはうんざりだった。
彼が私の部屋に持ち込んだ部屋着を洗濯機に投げ入れるのも、スイッチを押して液体洗剤の量を計るのも、もう、嫌だった。
宋助君の安らかな寝顔にはうんざりだった。
彼が私の部屋に持ち込んだ部屋着を洗濯機に投げ入れるのも、スイッチを押して液体洗剤の量を計るのも、もう、嫌だった。
そんな一文を書いてから、サトはスマホの電源を切った。力いっぱいぶん投げたら机に当たり、ケースがぐちゃぐちゃに割れた。